東川町への寄贈式・留学生そば打ち体験

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去る7月18日、東川町「せんとぴゅあ」日本語学校ホールにて、昨年全麺協30周年記念に東川町から協賛をいただいた御礼として、そば道具の寄贈式を行いました。全麺協本部からは、中谷理事長・山本副理事長・篠原副理事長が、東川町からは、菊池町長・副町長はじめ文化交流課の関係者の皆様が出席されました。
東川町では、留学生に日本文化に触れてもらうことの一つとして、そば打ち体験教室を実施しております。その際に長く活用していただけるよう、ねり鉢10個・包丁10丁を寄贈させて頂きました。御礼に東川町からは感謝状を贈呈され、今後増々、全麺協と同町のそばを通した交流が深まることでしょう。
これに先立ち、今回3回目となる、留学生のそば打ち体験もおこなわれました。アジア圏からの留学生が主ですが、今年は、ヨーロッパやアメリカからの留学生もおり、約70名の留学生が2回に分かれて体験しました。各回とも、沼田雪中そば俱楽部の川邉美津江さんがデモ打ち、甫木が解説したあとに、それぞれ3~4名のグループに別れてそば打ちをしました。
指導には旭川近郊の会員のご協力を仰ぎ実施することが出来ました。おそるおそる鉢に手を入れていた留学生も作業が進むにつれ、和気あいあいと楽しそうな声があふれ、包丁の大きさに驚きながらも無事に切り終え、指導した私たちもホッと一息でした。出来上がったそばを実食しましたが、そのあとに事前に会員が打ったそばも食べていただき、微力ながら日本のそば文化を伝えることが出来ました。 報告者 本部企画担当部長 甫木美千子

そば道具寄贈する中谷理事長(左)菊地東川町長(右)
留学生のリクエストにより食べ比べ用のお蕎麦を打つ佐藤千代美五段位
川邉美津江五段位による模範演技 解説 甫木美千子六段位(右)を熱心に見学する留学生
留学生が嬉しそうにお蕎麦を試食する風景


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